201705美巳亜水個展、ご感想集。

まずはTwitter & Instagramでのご感想から。

スナック真由美のロゴデザインなど大変お世話になっておりますお友達の個展のオープニングパーティーに行ってきました。 つぐみちゃんの絵を観た時に彼女の誠実さみたいなものをすごく感じて、絵自体もすごい上手いし、色彩感覚も素晴らしいし、絵そのものがすごくいいのだけれど、誠実さ、またはそこから派生する美しさにすごく心を打たれました。写真では伝わらないけれど例えば白の白さとか。 ライブアクトは野佐玲奈! 玲奈ちゃんのライブも久しぶりで、やっぱり上手いなー、いいなー、と思う。会場のマイクは近づくとハウってしまい、途中から少しマイクを離して歌い始めたところでギャラリーに生声が響いた。鳥肌が立った。けして恵まれた環境ではないライブだからこそ聴けたまさにライブだった。アンコールで歌った"ウイスキーがお好きでしょ"は元歌を裏切らないままものすごく質の高い仕上がりで、久しぶりに彼女の歌を聴いた私は(次はちゃんとライブに行こう!)と心から思いました。 やはり玲奈ちゃんにもすごく誠実さを感じて、本当に良い時間を過ごせました。ありがとう❤ 美巳亜水 個展 「母に憧れる少女、少女に憧れる母」 2017.5.19FRI-22MON [開場時間]19日13:00-20:00、20・21日11:00-18:00、22日11:00-16:00 [オープニングパーティー]19日18:00- 入場無料。ゲストに歌手の野佐怜奈さんを迎えてミニライブも! [場所]Woman Creators Bank(Atelier Gallery) 〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7 装美ビル2F(Google map) Tel : 03-5315-4586 [アクセス] ●JR(四ツ谷口or赤坂口) ●地下鉄メトロ丸ノ内線・南北線 各線「四ツ谷駅」より徒歩2分

Mayumi Kujiraiさん(@ryori_bancho)がシェアした投稿 –

ブログに書いてくださった方まで……!(泣)

生の絵はやっぱり
迫力満点で圧倒されました・・・・!!

少女と母

太陽と月

陰と陽

エロスとアガペ

ひとりの女

そんなキーワードと共に
とてもパワフルな
エネルギーを絵から感じました。

少女と母と、ひとりの女。|自分らしく生きるとお金にも愛される♡難波響子のブログ

今まで
生理なんてめんどくさいなーとしか
考えてなかったけど、
つぐみちゃんの話をきいてびっくり!

新しい価値観を教えてもらって
とっても新鮮でした!
*東京は夜の七時に、母に憧れる少女、少女に憧れる母に出会う* 星読み師たちの総合ブログ 渋谷・名古屋の占い館【ほしよみ堂】

可憐で繊細な夢のような世界の中に
毒が含まれているような…

特に、お花の描き方と
人物の瞳の描き方が好きです

みみつぐみさん個展へ行ってきた!|おでぶによる、おでぶのためのファッションブログ

本当にありがとうございます!!!
もっともっと精進いたします。

お礼と作品解説。

美巳亜水(みみつぐみ)個展「母に憧れる少女、少女に憧れる母」が22日をもって、無事終了いたしました。お忙しい中、お越しくださった皆様、魂だけチェックインしてくださった皆様、本当にありがとうございました。

お仕事を調整してまで来てくださった方、小さいお子さんをなだめすかしながら来てくださった方や預けてまで来てくださった方、スキマ時間に立ち寄ってくださった方、、、この展示のために貴重な皆さまのお時間を割いて足を運んでくださったこと、本当に心から感謝しております。
私なんて、(くじけてしまって)行きたい展示やイベントにも行けないことが多々あるというのに……、、、
なんかもう皆さまの心意気には頭が上がりません……。

今回、4日間で70名ほどの方が足を運んでくださったようです。
多いのか少ないのかわかりませんが、会期中ギャラリーには私一人でおりましたので、お相手できるにはちょうどいい人数だったのかなと思います。もしかしたらできてないかもしれませんが。(汗)

今後はひとりで制作しつつ、他の作家さまやアーティストさま達とコラボレーションもしていきたいと思っておりますので、お気軽にお誘いいただければ嬉しいです……!

さて、今回の個展についてなのですが、10年ぶりに創作を再開し、にもかかわらずこのように作品をお披露目することができたのは本当にラッキーだったなと思います。

今回、30号の平面作品を3枚メインで展示いたしましたが、学生時代もそのくらいの大きさで描いた記憶がありません(笑)
卒業制作は100号でしたが、仕上がらなかった覚えがあります。(よく卒業できたな……)
私は大学生のときも絵本のような小さい作品ばかり作っていたので、教授に「大きいのも描いてみてよ」と言われていましたが、無視して小品ばかりを作っていました。

ところが、2016年に卒業した絵本の学校の恩師にも「大きい作品描きなよ」と言われてしまい、これは越えねばいけない課題なのだなと感じ、今回30号3枚に取り組みました。
本当は100号を描いたら? と言われていましたが、1枚の絵で言いたいことを言うのが到底できるとは思えず数ページにわたり表現できる絵本を作っておりましたので、平面作品でも3枚に分けて作品テーマである「母性と少女性」を表現することにいたしました。

ギャラリーの壁には、少女頭の芋虫に挟まれて、ポピーの花束を抱えた一人の女性を配置しました。


(画質が悪くてすみません……)

私の定義する「少女性」とは、「生理のない女性」。つまり、初潮前と閉経後の女性を指します。
少女頭の芋虫は対になっており、宇宙の始まりと終わりを表す「阿吽」を示します。
そして、右の少女の頭頂には満ちてゆく上弦の月、左の少女の頭頂には欠けてゆく下弦の月が描かれています。

真ん中の女性は、妊娠の可能性のある、あるいは妊娠している女性です。
私の定義する「母性」とは、生殖のプログラムが動いているということ。精神性のことでは決してありません。
(ただ、精神は肉体に宿りますので、感情や思考がプログラムに左右されているのは間違いないのですが。)
これは別の記事でも書こうと思いますが、自身の体験からそのように感じています。
この「母性」を表す一枚の中には、初めて生理がきて“びっくりした”、妊娠して“びっくりした”、お腹が前に出てくるは、中で動くモノはいるは、陣痛の凄まじい痛みに襲われるは、赤子は押し出されるは母乳は出るわで“びっくりした”という、本当に女っていうのは驚きの体験の連続だよっていうことを描きました。
このポピーはお腹から生えてるんです。自分の意思とは関係なく、何かプログラムが自動的に走っている。子宮を中心に放出されるエネルギーに戸惑う、そんな感覚をなんとか絵で表現したいと思いました。

というわけで、この三枚の絵で、女性の一生を描いてみました。

少女から始まり、母になり、また少女に戻る。
母は、少女を経験していますから、少女を内包している存在とも言えます。
そう、すべての女性が、少女なのです。

私は、私の作品を通して、すべての女性の中にいる少女の存在に気づいてほしいのかもしれません。

あなたの中の少女は、どんな事をあなたに語りかけてきますか?

【お知らせ】インタビュー掲載

私が2016年に卒業した絵本の学校のブログに、
個展開催に際してインタビュー記事が掲載されています。

どんな想いで作品を作っているのか……などなどお話しさせていただきました。
よろしければご覧くださいませ。

◆美巳亜水(みみつぐみ)個展「母に憧れる少女、少女に憧れる母」開催 @ 絵本の学校併設アトリエギャラリー(東京)
http://www.ehon-sakka.com/tsugumi_20170508/

個展の告知が追いついてませんが(汗)、是非たくさんの方に見にきていただければと思います!!

創作活動再開のワケ【その1】

【創作活動再開のワケ】

今回は、なんで創作活動を再開しようと思ったの? ということを書きたいと思います。

その前に。私のことを知らない人が大半だと思うので、
これまでのことを。

私は岩手県遠野市という山に囲まれた、緑あふれる町に生まれ育ちました。
緑だけじゃなくて、馬とか牛とかが普通に近所にいる感じの田舎です。

で、18歳までそこで過ごし、大学受験のために上京。
2浪ののちに武蔵野美術大学造形学部油絵学科に入学しました。

あ、ちなみに、美大卒とかいうと絵がすごいうまいと思われがちですが
そうでもないです。w
絵にも色々なジャンルがありますが、専門の学校を出た・出ないに関わらず、
日本人は絵が上手い人が多いですよね〜。

私は、とにかく上京したかったのと、美大受験に挑戦させてもらえる環境があったから
こういう進路になったのかなぁと思います。

話を戻しますね。

大学に入ったものの、4年で卒業できずw 5年通って卒業しました。
そして、当時ハマっていたインターネットに関係する仕事がしたいな〜と思って
WEB系のベンチャー企業に就職。
なんで絵を描く方向に行かなかったのかというと、
奨学金や学費ローンの返済があったので、「稼がないと!」という気持ちがありました。
それから、「浪人して卒業延長(←あくまでも留年ではない)までしちゃったから、両親にはもう心配かけさせたくないな〜」っていう気持ちがあり、ちゃんと就職する道を選びました。(その頃は割とITバブルぽい雰囲気もあったしね)
私はWEB制作全般を独学でスキル及び知識を身につけてきましたが、
WEBのことを学ぶのが好きだし自分に適性があるという自負があり、仕事自体は楽しかったです。

しかしながらWEB系ベンチャー企業で働くということを2社経験してきましたが、
だんだん流行り廃りの速い業界についていくのが辛くなってきて。元々は新しいことをやっていくのが楽しかったのに、楽しめなくなってきてしまったんですよね。
ついには役職についたりして、自分の好きな「作ったり企画したり」というところよりも、
「間に入って調整」する業務が多くなってきてこれまた辛くなったので退職を決意。

そしてフリーランスでWEBデザイナーになったのですが、
その後すぐに結婚、妊娠。

妊娠20週くらいの時に切迫早産で入院してから、
「このままでいいんだろうか? もっとやりたかったことで、自分に向いている仕事があるんじゃないか?」
と考えるようになりました。
ちょうどこの頃、たまたま受けたイラストの仕事をしていました。
入院していたのですが、暇だったし締め切りも迫っていたので、入院中もパソコンを持ち込んでイラストを描いていました(笑)
そしたら、「もっと絵描きたいな〜。ブランクあるから下手になってるし……。もっとうまくなりたいな〜」という思いがわいてきまして。

とはいえ、あんまり無理もできずに、
退院後はフリーランスで受けていた仕事はお休みさせてもらって、
旦那さんの会社のデザイン仕事をしたり、事務仕事をやったりして出産まで過ごしていました。
(夫はIT系の会社を経営しています)

そして、ここからが表題の件。笑
産後3ヶ月くらいで、赤子と一緒にゴロゴロしていた時のこと。

ふと「この子には、自分の道を見つけて歩んでいってほしいな〜。は……! でも私はまだ見つけてない気がするワ……。偉そうにそんなこと言えない……」「きっとこのままだと、この赤子に追い抜かされるなぁ〜。尊敬される大人でいたいなぁ」と思いまして。

それで、「絵本」というキーワードが出てくるのですが、
私は学生時代、絵本を制作していたんです。
絵本っていっても、子ども向けのお話しというよりアートブックのような形で
いろいろ作っていました。

1枚の絵で表現するというよりも、数枚に渡ってすべての世界観を表現するのが好きだし合っていると思っていて、絵本の形で制作していました。
手作りでハードカバー製本したりなんだり。
だけど、学生の頃はバイトもかなりしていたので、十分に制作に打ち込めなかったという思い残しがありました。
なので、就職しても、ず〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っと、絵本のことは心の片隅に残っていました。

でも、例えば占いに行くじゃないですか。んで、「絵本の道に進みたいんですけど……」とか相談するわけです。でも、行動できない。
なんでかっていうと、WEBの仕事はそれはそれで楽しいし、求められてるし(←忙しいだけともいう)、それなりに稼げる(←正社員だったから)。
その点、絵本つくっても、要するに誰にも求められてない。し、求められてないってことは稼げないし……。
出版のこと全然わからないけど、出版業界にこの歳で今から行くのかよ〜? というギモンも。第一子を出産して間も無く34歳になってましたからねー。

とにかくそんな感じで、絵本をやらないための理由がいっぱいあったんです。

それが結婚して、旦那さんが「お金は俺がなんとかするから、一回思いっきり好きなことやってみれば?」って言ってくれたんです。
旦那さんは、結婚する前から「つぐみは絵が描きたいんじゃないの?」「ぜったい絵を描いた方がいいよ〜」って言ってくれてたんですが、「いや、そんなはずはない。」と私の頑固なハートは断固拒否。まだWEB業界にしがみついていたかったんだと思いますw
私の中で、「私が絵で食っていけるわけがない」って思ってたんだと思います。
それから、単にイラストレーターになりたいとか、画家になりたいのではなくて、「絵本」というこだわりがありましたから、
「出版不況」と言われているこの時代に絵本作家を目指すのは、時代に逆行しているのではないか……という気がしていました。
自分の描きたいものはあんまり子供向けっていうわけでもないしな〜とか。

でも、赤子とゴロゴロしてたら「絵本やってみようかな」という気になってきたんですよねー。赤子のおかげでいろいろやりたかったことを思い出してきました。

で、ゴロゴロしながら(←しつこい)絵本を出版するにはどうしたらいいのかを検索したりして。
そこでたどり着いた絵本の学校に入学して、絵本出版のいろはを学ぶことにしました。

長くなりそうなので、続きはまた〜。

5月19日から。個展のお知らせ

【5月に個展をするので見に来てネ!】

DMをぼちぼち配布し始めてますので、ネットでも宣伝するヨ。

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美巳亜水 個展
「母に憧れる少女、少女に憧れる母」
2017.5.19fri-22mon

[開場時間]19日13:00-20:00、20・21日11:00-18:00、22日11:00-16:00
[オープニングパーティー]19日18:00-
入場無料。ゲストに歌手の野佐怜奈さんを迎えてミニライブも!

[場所]Woman Creators Bank(Atelier Gallery)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-7 装美ビル2F(Google map)
Tel : 03-5315-4586

[アクセス]
●JR(四ツ谷口or赤坂口)
●地下鉄メトロ丸ノ内線・南北線
各線「四ツ谷駅」より徒歩2分
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トップページにも個展情報アップしました!

今回は絵本ではなく、平面作品中心の展示になります。

DMにも書いてますが、現在妊娠中で5ヶ月になります。
でもお腹の出具合は7ヶ月くらいです。やばい。すでに胃が苦しい。

私は2016年から制作活動を再開(……というかなんというか)してまして、
まだまだ技術的には未熟ながら作品を発表してゆこうと思った所存であります。

実のところ、まだ個展用に描いている絵は完成していなくてハラハラのドキドキですが、なんとかします。……。

とりあえず、「ムサ美卒業してから今まで制作やめてたのに、なんで突然また制作することにしちゃったの?」っていうことを、これから個展までにブログに書いていこうかなーと思ってます。

今ここに、時めきを。

子育てしているからって、それを言い訳にやりたいことを後回しにしてはいけないなぁと

最近つくづく思う。

 

 

私にとってなくてはならないのは

着物のおしゃれと頭の中にあるものをビジュアルでアウトプットすること。

あ、本当は洋服のおしゃれもしたいのだけど。

 

今の生き方になって、やるべきことが絞られてきてはいるのだけれど、

純度という意味ではまだまだ。

 

2月の下旬に新居にお引越しして(……と言っても旧居から徒歩30秒ほどの場所なのだけれど笑)

新しい暮らしを作っていくのにウキウキしている。

是非ともこの箱の中を、心時めくもので満たしたい。

 

楽しいイベントも待っているけれども、

遊びも休み休みに。

絵本「100の扉」、kindleにて販売中です!

絵本 100の扉

毎日ブログ更新したいとかいってできていないわたしですが・・・

昨年制作した絵本をkindleにて購入できるようになりました。

 

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絵本「100の扉」作・絵 みみつぐみ
https://www.amazon.co.jp/dp/B01MT1LN38
大人と子どものはざまにいる少女が、扉を開けてさまざまな人と景色をめぐってゆくお話です。

 

スマホで見ると画面が小さくてイマイチかもしれませんが(;´Д`)
どうぞよろしくお願いいたします。

 

それから、今年の5月に、またまた東京・四ツ谷にて初の個展を開催することになりました。
制作の様子など、ブログで更新していきたいと思っているので、よろしくお願いいたします!

2017 New year!

おみくじ 大吉

新年が始まりました。

 

元旦に近所の神社で引いたおみくじは、ななななんと第一番の大吉!

 

おみくじ 大吉

 

今年は5月に個展をするので、まずはそこに向けて制作をがんばって、
たくさんの人に見てもらえるようにしていきたい。
初めての個展なので、おそらく何もかもが実験的になると思いますが、
楽しんでやりたいなぁと思っています★

 

それから、他の作家さんとかデザイナーさんとか……何かしらのプロフェッショナルな方と
コラボしてみたい。

 

そのためにも、精進していきたいと思います。

 

ブログも毎日更新してゆきたい。

 

新年の抱負でした。

こんなわたしを、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

みみ つぐみ